2009年9月13日日曜日

やらないからやる気が出ない

先日、授業が始まる前に塾内をうろうろしていて、一枚の張り紙に目が留まりました。
その張り紙には10個くらいの文章が書いてあって、その中の一つが、「やらないからやる気が出ない」というものでした。

「お、これはいい言葉だな~」と思い、この言葉を元に思うことを書いてみようと思います。

この言葉の言いたいことは、やる気が出てからやるのではダメ、いつやる気が出るか分からないということでしょう。

昔から、善は急げ、思い立ったが吉日、今日できることを明日に延ばすな、など、すぐに行動をするよう促す言葉がいくつもあります。
それらの言葉が時代が変わっても人々に言われ続けるのは、やはりすぐに行動することがなかなか難しいからでしょう。

「ダイエットは明日から」というCMがありましたが、やろうと決意してもすぐに始められないことがいかに多いことか。

ダイエットでも勉強でもまず始めること。
その後、やりながら考えて、やり方を変えたほうが良いと思うことがあれば修正していく、という姿勢が大事なのだと思います。

勉強の計画を立てる前に、まず何でもいいので1時間くらい勉強して、それから計画を立てましょう。

手を動かす前に、まず計画を立てて、「よし、明日から始めるぞ」という姿勢では、明日になったら、「今日は"あれこれ"をやらなきゃいけないからな~」と言い訳をしてやらず仕舞いなってしまい、計画倒れになり、そんな自分が嫌になり、という悪循環になってしまいます。

まずやること。
勉強だったら、数学でも英語でも国語でも何でもいいです。
今心に浮かんだものを手に付けましょう。

この記事を読んで、やらなければいけないことを先延ばしにしている人、今すぐに鉛筆を取って始めてみてください。

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