2018年9月4日火曜日

There is ~ のthere はなぜ”そこに”と訳さないのか?

There is a book on the desk.という文があったとします。日本語訳は”机の上に本がある”です。there を”そこに”とは訳しません。何故でしょう。

私は文法家ではありませんし、それを調べようとしたこともありません。ただ、自分自身の解を持ってはいます。その解が大切なので敢えて調べることを避けています。従って、これから書くことは全く的外れかもしれません。

それは真っ暗闇の世界に突然スポットライトが当てられ、その光の中に机に載った本が浮かび上がる。そんなイメージです。there は そのスポットライトが当てられているステージなのです。

ドイツ語で同じような文章は Es gibt ~ です。Esは英語の It, gibt はgives です。それは机の上の本を与えている。直訳するとそんな感じでしょうか? やはり、Es をそれとは訳しません。本を与えるのは誰か? 意識か?それとも神か?謎は深まります。

英語にしろドイツ語にしろ、物質が存在することに関する言及に日本語との大きな違いを感じます。be動詞が存在にかかわる言葉で、一般動詞と区別されていることも特徴的です。there is を学んだら、ちょっと考えてみてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿