2018年7月10日火曜日

算数は得意だけど、

小学生には算数が得意だが、国語は苦手だと言う子が案外多くいます。ところが、よく見ていると算数というのは計算のことで、算数全体が得意というわけでは無さそうです。そして、そのまま中学に進学すると数学が苦手になっていたりします。

計算は機械的処理ですから、練習すれば殆どの人ができるようになります。電卓が人間より計算が得意なのはそのせいです。計算は頭を使っているようですが、その殆どは、条件反射のようなもので、たいして考えているわけでありません。九九をするのに、考えてやっているようでは困りますよね。

算数が得意で国語が苦手だという子の多くが、計算以外の算数を苦手にしているのも事実です。その多くが題意を掴めないことにあります。ちょっと複雑な設問になると対応できないのです。そして、理科、社会、英語、その他の教科に大きな影響があります。その意味で国語というより文意を掴む読解の能力が大切なのですが、それは教科となっていないため、十分に学習できないのが現実です。国語によって、読解力を学べるとは思わな”い方がいいでしょう。その意味で、塾で使っている教材”読解博士”は最良の教材です。やりたい人は声をかけてください。

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