2015年8月16日日曜日

新国立競技場と新指導要領

東京オリンピックが開催される32年度に指導要領も前倒しで改正されるようです。目立つところでは小学英語の教科化、そして、高校での日本史必修化です。

現在、中学校での歴史はほぼ日本史です。その分、高校では世界史を必修にしてバランスをとっているものと思われます。

ところが、石原慎太郎氏が東京都知事のときに、日本史を高校でも必修にすべきだという話になり、それに便乗するように松沢前神奈川県知事が神奈川の公立高校で日本史を必修にしました。

そのため、現在の神奈川県立高校生は多くの他県の高校生や、私立高校生よりも必修科目が多くなっています。特に国立理系大学を受験する生徒にとっては負担の増加となっています。日本史が必修化になればその分の不均衡は解消されます。

新国立競技場も新指導要領も同じ文部科学省の管轄です。今回の新国立競技場のどたばたを見ていると指導要領も不安になります。そう言えば、不評だった「ゆとり教育」の総括はできているのでしょうか?

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