2016年11月10日木曜日

漢検を受ける

11月6日。小学生を引き連れて漢検に行ってきました。晴天に恵まれ、楽しい一日でした。広大で快適な日本大学・生物資源学部の会場で、テストを受け、弁当を食べ、勉強をして、ちょっとした遠足気分です。

国語の学力は他の全ての教科の基礎だということは多くの人が納得しています。国語ができなければ、社会も理科も英語も、そして数学さえもできません。社会の苦手な生徒に、歴史の教科書を読ませると、ほとんどつまりつまりで自由に読めません。社会以前の段階で問題があります。これは理科でも同様です。漢字も読めなければ、言葉の意味も理解できていないようです。それで、更に社会や理科を解けるはずがありません

では、国語の勉強を一生懸命すれば何とかなるかというとそうはいきません。言語体験は国語よりももっと大きな世界です。生まれてから現在までの様々な言語体験をもとに成り立っています。国語の授業などその極一部にすぎません。

そうした、言語体験の補足として漢検は意味がありませす。漢字の勉強は勿論、熟語や慣用句等言葉の広がりに大きく貢献します。

資格取ることに大した意味はありません。ある意味で合否はどうでもいいのです。言葉の世界を広げることに意味があるのです。また、受けたい。楽しかった。という小学生の声を聴いて、休みをつぶして出かけたかいがあったと思いました。

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